こんな人にオススメ

・宝石の鉱物的特長や基礎知識が知りたい方

宝石の鉱物的な分類

宝石の分類方法の1つとして有機質か無機質かに分類できます。

有機質

無機質

有機質は「生命観が感じられるもの」。真珠、さんご、琥珀などがあげられます。化学的には炭素を含む物質ということもできます。

無機質は「生命観が感じられないもの」。主な宝石であるダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドなどです。「鉱物」と言われるものですね。化学的には炭素を含まない物質という定義です。鉱物の種類は5000種以上ありますが、このうち宝石として使われるのは70種類くらい。私たちが目にしているものはもっとすくなく20種類程度です。

宝石の大部分は鉱物(無機質)でできていますが、真珠珊瑚(さんご)、琥珀(こはく)、象牙(ぞうげ)鼈甲(べっこう)など昔から宝石として扱われてきた有機質素材もあります。これらは、動植物の器官や組織であったり、あるいは生物の生理作用に関連する物質です。

有機質宝石は、一般に硬度が低く傷つきやすいこと、また酸やアルカリに弱いことから、取り扱いには十分な注意が必要です。

引用元 https://jja.ne.jp/aboutjewellery/aboutjewellery_inner03.html